私の好きな10冊
今日は、はてなブログのお題から私の好きなものを綴っていきます。
私は本を読むことが好きです。ジャンルは小説から専門書まで幅広く読みます。今回は今まで読んできた中で特に好きな10冊を取り挙げていきます。
①ヴィクトール・E・フランクル『夜と霧』
私が人生で一番影響を受けた本。著者の第二次世界大戦中の強制収容所に収容されていた経験をもとに書かれたものですが、うつの時に読むととてもよく効きます。何度読み返しても新たな発見があります。
②原田マハ『本日は、お日柄もよく』
言葉の力がこれほどまでに強く感じる小説は中々ないという程、衝撃を受け、読んでいて元気が出ました。
③佐藤多佳子『明るい夜に出かけて』
ラジオ好きには堪らない一冊。濃厚な夜を感じさせます。夏に読み返すと、また良いのです。
④『向田邦子ベスト・エッセイ』
向田邦子の妹である向田和子が編者を務めたエッセイ集です。食に一家言ある方なので食のエッセイも面白いのですが、私が一番好きなエッセイは「手袋をさがす」。生き方に影響を受けました。
三島の他の本と迷いましたが、人に三島作品をどれか薦めるとしたら、私はこの作品を薦めます。三島の良さも悪さもギュッと凝縮されています。
焚書をテーマにした小説。現実になっているところが嫌なところですが、本が持つ力強さが表現されています。
⑦ジェレミー・マーサ『シェイクスピア&カンパニー書店の優しき日々』
フランス・パリに実在している本屋さんで起こった実際のことをもとに書かれています。嘘のような本当の話にとてもドキドキします。
⑧ミヒャエル・エンデ『モモ』
モモと灰色の男たちとの戦いが書かれている名作です。モモの聞き上手ぶりには、読む度に「私も見習おう」と思います。
⑨梅棹忠夫『知的生産の技術』
私が日記をつけ始めたきっかけの本。読んでいると、すごくワクワクします。
⑩谷川俊太郎『へいわとせんそう』
絵本から1冊。シンプルな作りですが、深く考えさせられます。
以上、10冊です。いかがでしたか?詳しく紹介し過ぎると、読む気を失くすこともあるので、本の紹介はシンプルにしました。少しでも皆様の読書の参考になれば幸いです。他の方の本の紹介も知りたいので、これからお題の中に潜りたいと思います。それでは、皆様楽しい週末を!